こんにちは田舎暮らしです。今回は家賃料からの価値観について書きたいと思います。
- 都会のアパート
- 田舎のアパート
- 比較
- 価値観によるライフスタイル
都会のアパート
私が初めて一人暮らしをしたのは、埼玉県のアパートでした。大学生時代で通学に45分かかる場所に住んでいました。最寄駅から徒歩5分、家賃は6万円でトイレと風呂は別々に設置されているアパートで1LDKでした。学生寮ではないので住んでいる人は社会人がほとんどのようでした。二階建ての二階に住んでいて、駅前でも比較的静かな環境でした。
設備は台所に一口コンロ、部屋にはエアコンありと一般的なものですが、寝床、洗濯機、冷蔵庫、ネット環境等は自分で整えました。 壁は薄いのかそんなもんなのか、隣の物音が気になる感じで、ある日テレビを観ていて大笑いしたら「壁ドン」されてしまいました。当時は怖いな〜と思いましたが、今思えば社会人になり、毎晩遅く帰ってきて疲れているところに隣人の笑い声が聞こえてきたら、ドンのひとつもされてしまうのかなと・・・。 そんな環境なので当然、隣人がどんな人なのか見当もつきません。昼間アパートにいるとピンポン鳴って、勧誘が来る事もあり居留守を覚えました。
毎朝、満員電車に乗り人混みの中を歩き、通学するのは辛かったです。よくサラリーマンはこんな生活を40年くらいも続けられるなーと・・・。相当ストレス溜るんだろうなと、通勤だけで。スレてドライ人間になるよなー。たまに都内に行くと、サラリーマンの目つきが田舎のそれとは異なるようにいつも感じます。
買い物するにはスーパー、コンビニ、町中華、ドラックストアと不便はありませんでした。
田舎のアパート
田舎のアパートは、通勤に車で10分(自転車で7分、徒歩で20分)。最寄駅まで徒歩25分かかるところで、2LDK、部屋数は仕切りを閉めると3部屋になります。駐車場2台分が含まれており、また車2台分ほどの庭付きアパートです。ペットも可です。閑静な場所で日当たりも良いです。家賃は、学生時代と同じ6万円です。新しいアパートなので設備等も新しいものが設置されています。建売り新築一軒家の水回りと同レベルのものです。壁もしっかりしているのか隣人の音が全く聞こえません。住んでいる方達は全員家庭持ちで、新婚さんや小学生以下の子供がいらっしゃるようです。ゴミ出しなどで会うとお互いに挨拶を交わす関係です。勧誘は、宗教、新聞、などは全くなく、地元の新築販売業者がピンポン鳴らす程度です。(NHKはしつこいので入りました)
買い物はスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターと生活に不便ありません。都会と異なるのは駅ビルの中にあるようなお店や駅前にある飲食店などが車で10分くらいのところにあること。街の景観が洗練されていないところ、お洒落な飲食店、高級な洋服屋、靴屋、レストランはありません。都内のようなワクワク感はありません。車社会なので自転車に乗っている人も少ないですし、夜に歩いている人もほぼいません。
毎日お昼はアパートに帰ってきて食事をしています。掃除や夕飯の軽い準備等もしています。
比較
都会のアパート:1LDK 家賃6万円 駅から徒歩5分 設備は古い 隣人がどんな人なのか見たこともない。生活には困らないし何かと便利。車は必要なし。
田舎のアパート:2LDK 家賃6万円 駅から徒歩25分 設備は最新 隣人は家庭持ちで顔見知り。生活に支障はないが、買い物は車移動が便利。
価値観によるライフスタイル
生涯所得は最終学歴、会社の給与形態によって一概に言えませんが、例えば公務員ですと二、三千万円ほど都内の方が高いでしょうか? その分、家賃高、集合住宅の新築購入金額も1千万円ほど高いですし土地も狭いことがあります。
もちろん、首都圏には車が必要なく、交通の利便性、イベント、レジャー施設、ワクワク感、新しいお店の出店など魅力が沢山あります。また、単に田舎よりそういった環境が好きといった方も多くいると思います。仕事の場所によっては都会に住まないと通勤不可能なことがあります。その仕事が好きで、朝起きるのが楽しみな人ならまだしも、生活のために、家族のために生活しているのであれば、給料は違えど田舎暮らしもいいもんだと思いませんか?
自分の人生の価値観は何か。そのことをしっかり考えていれば、自分の望むライフスタイルが手に入るのではないでしょうか。上から目線な文章ですが、私自身、この考えを軸に学生時代を過ごせたら人生変わっていてだろうと思うからです。