価格と価値

こんにちは、田舎暮らしです。

今回は価値があるから高いのか?高いから価値があるのか?自分にとっての価値とは?ということについて書きたいと思います。

1.物の価値

まず、物の価値とはどういったことでしょうか。 例えば、一人目、ペンを持っている人がいたとします。その人は今、ペンを使う作業をしていませんがいつか必要な時が来ます。二人目は今ペンが必要な状況です。そして、三人目はペンは今も、この先も必要にはならない人です。この三人の「ペン」の価値はどうでしょうか?一人目と二人目の人にとっては価値ある物ですが、三人目の人には価値はありません。あくまで、実用性のあるペンのお話ですが、結局のところ「その人に必要かそうでないか」によって価値は大きく変わってきます。今、ペンが必要な人は普通のボールペンでも千円で買うでしょう。価値があるから高い。ということです。

これが衣服や靴でしたらどうでしょう?必要でなくても、お気に入りの服や靴を着たいと思うのが人間ではないでしょうか?私もそうです。ここで大切なのが、素材が良く値頃だから買うのか、ブランドだから良いと納得して買うのか。ということが大切だと思います。どちらも理解して身につけていればその人にとっては価値あるもので、気分良く過ごせることと思います。ですが、衣服に限らず値段が高いから良い商品。値段が高いから価値がある。といった感覚はないでしょうか?

2.物の価格

例えば、ユニクロ。どんなイメージでしょうか?私は品質とデザインや価格、どこに行ってもある店舗の数など素晴らしいと思います。ユニクロだからできる価格がありますね。私が学生時代に「ユニクラー」という言葉がありました。当時は全身ユニクロの服を着るのが、恥ずかしいと思いました。ですが今はどうでしょう?ユニクロの服着ない人はいないんじゃないでしょうか?我が子もユニクロ多めで、スーパーなどで他のお子さんと全く色まで同じフリースを着ていたりします。 沢山の人が価値あると認めているのではないでしょうか?

それがブランド品になるとどうでしょうか?その価格が安く、安ーく誰もが手に入る価格になったらどうでしょう?そして皆んなが持つようになったら…。ブランドとしての価値は薄れてしまいますね。値段が高く、手に入りづらいからこそ価値があるような気がしてなりません。希少価値というものです。経験として体験として、そういったものに触れるのは良いと思いますが、「自己満足」で終わっては勿体ないです。

3.自分の価値観

物の価格や価値を考え、自分にとって本当に必要と思えるものを検討する力を養いたいものです。例えばブランド品を身につけることに価値があると思う人はそうすれば良いですし、そう思はない人はしなければ良い。ただし、お金を貯めるには価格と価値を考えて行動しないとお金はいつまでたっても貯まりません。例えば車。「走れば良い」という人と「カッコ良く、内装も好みのものに」という人を見れば分かりますね。実際は安全性を考えないで、事故にあった時のご自身の時間単価を考えたりすると「走れば良い」では良くない気がしますが。また、マイホーム。今の時代、必要ですかね?必要な理由とリスクをよーく考えるべきだと思います。資産を買ったのか負債を買ったのか?(先日、アパートに訪問してきた〇〇HOMEの方に自分のマイホームに対する考え方を話しましたら、それから二度とチャイムを鳴らしてこなくなりました^ ^)

何でもかんでも価値と価格で決めるのはナンセンスだと思いますが、このことが自然と身につくようになると無駄遣いが減り、自分にとって価値ある行動を起こそうと思った時、すぐに動けるようになります。

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